AI時代でも小売業の顧客満足は 現場で働く「人材」の質で決まる!

地域コミュニティに信頼される
企業、店舗を目指そう

 大規模チェーンもローカルチェーンも、「ドミナントエリア」を構築することはとても重要な経営戦略である。ドミナントエリアとは、特定の地域(エリア)に集中して複数の店舗網を高密度で出店し、その地域内での市場占有率(地域シェア)を高める戦略のことである。
 ドミナント戦略のシェアとは、1店舗の繁盛店によるシェアではなくて、その地域に展開する店舗網のシェア率をナンバーワンに高めることが重要である。
 ドミナントエリアを構築することの最大のメリットは、店舗が同一エリアに密集しているために、物流・配送コストが低下することである。ドミナントエリアの構築は、ローコストオペレーションの基本中の基本である。
 最近は、生鮮食品を導入したフード&ドラッグに挑戦し、PC(プロセスセンター。食品工場)を活用した物流に挑戦する事例も増えている。
 PCを活用した惣菜、精肉、青果の配送に挑戦する場合も、同一エリアにドミナントを構築することが極めて重要である。惣菜、精肉などの生鮮をPCから配送するためには、PCから店舗までの距離が短いことが重要だからである。
 ドミナントを構築することで、「地域コミュニティ」に信頼される企業、店舗になることが、これからの最大の差別化戦略になる。

真の地域密着企業は
M&A時代でも生き残る

 今月号は「地域密着企業」の特集である。サツドラのLARK(42ページ参照)という社内コミュニケーションツールの記事も含めて、地域に密着し、地域のコミュニティにもっとも信頼される地域密着企業のケーススタディを紹介した。
 地域で愛される企業、そして店舗の条件とは何か? その多くのヒントを地域密着企業の事例から学ぶことができる。………続きは本誌をご覧ください