売場強化のための流通小売業界専門誌「月刊マーチャンダイジング」では、成長著しいドラッグストアに関する情報を満載し、ドラッグストア・ビジネス関係者に有益な情報を毎号お届けしています。「売場(現場)からの発想=マーチャンダイジング視点」を最重視する「月刊マーチャンダイジング」をぜひ、明日のビジネスにお役立てください。
9月号は、プライベートブランド(PB)特集です。昨今、企業都合の粗利対策商品だったPBの位置づけが、固定ファンを獲得し、企業のブランドを確立する差別化ブランドに大きく変わろうとしています。ウエルシアHD、マツモトキヨシHDへの取材を通して、固定ファンを獲得する小売業の最新のPBづくりをリポートしています。また、地域密着小売業のゴダイ株式会社に、ラストワンマイル(宅配)など「地域シェア」を押さえるための戦略を取材しました。
日本のドラッグストア(DgS)の調剤売上高が大きく成長しています。8月号の店舗リポートでは、ツルハドラッグ北4条店を取材しました。1階では調剤併設DgSを展開し、2階では調剤の単独店を出店しています。「調剤併設DgS」と「調剤薬局」を同時展開することで、より密度の高い「調剤ドミナント」の構築が可能になります。調剤マーケットの開拓に挑むDgSの調剤戦略などを株式会社ツルハ 代表取締役社長 八幡 政浩氏にインタビューしています。そして特集は「5,000人商圏×ルーラル立地への挑戦」です。狭小商圏で通用するリアル店舗の開発(ラストワンマイル=宅配など)に挑戦している企業を取材しています。
7月号の特別企画は、有力ドラッグストア 勝ち残るための「業態開発」です。マツモトキヨシ、ツルハドラッグ、ドラッグ新生堂を取材。MDの分析手法を用いて、各社の店舗開発の最新の「意図」を明確にします。また、調剤が絶好調の「大賀薬局」の大賀 崇浩社長にインタビューしました。「調剤併設型ドラッグストアは、スーパーと併設する道もあるのか?」といった、最新の戦略を話していただきました。そして特集は、「売場編集力 19の法則」です。現場で働く方々がすぐに、店舗で実践できる技術を紹介しています!
6月号では、マツモトキヨシ代表取締役新社長の松本 貴志氏に「次の30年のビジネスモデルづくり」についてインタビューしました。また、ココカラファイン代表取締役社長の塚本 厚志氏に「調剤薬局とドラッグストアを高密度出店する理由」について聞きました。同時に掲載されている、ココカラファインのグループ入りを果たしたフタツカ薬局の二塚安子社長の話からも、ドラッグストアにおける「調剤」の重要性が明白です。他にも、カインズ「楽カジ」に学ぶ、日用雑貨売場の支持率アップの方法を掲載しています。
5月号の特集は、レジ「作業と動作」徹底調査です。小売業の57店舗を対象とした調査を通じて、各社のレジ・オペレーション設計の課題を浮き彫りにします。また、店舗リポートでは、「スギ薬局 新宿三丁目店」、「ココカラファイン 東京新宿三丁目店」、「オーサムストア トーキョー」を掲載。都心の極小商圏で成立する都市型店舗に必要な「商品構成」「サービス」などを研究しました。オーバーストア化が進む昨今、狭小商圏で生き残るための「売場づくり」の参考にしていただければと思います。他にも、薬王堂と10Xの協業による「店舗ピックアップサービス開始」のリポートも掲載しています。
4月号の特集は「ドラッグストア食品部門研究」です。現在、ドラッグストアの食品取扱比率が高まっており、ヘルス&ビューティ&フードという認識がされるようになりました。コロナ禍においても、食品を取り扱う企業は好業績を叩き出しています。そこで本誌では、食品部門を研究し、「ドラッグストアが目指すべき売場」を企業分析・店舗調査を通して導いています。また、名古屋のドラッグストア「ビー・アンド・ディ」研究も掲載。特別企画ではしばらく高い需要が継続するであろう「除菌剤売場」の研究結果を掲載しています。
3月号の特集は「店長・スーパーバイザーの教科書」です。チェーンストアは多店舗展開する過程で、マネジメントの範囲を小さくし、特定店舗やエリアを担当する責任者を育成しなければなりません。そこで、店舗の責任者である「店長」、エリアの責任者である「スーパーバイザー(エリアマネジャー)」の職務を体系的に整理しました。「店長がスーパーバイザーになるために必要なスキル」についてもツルハHDの関東店舗運営本部長 半澤 剛氏に取材しました。「完全作業」「標準化」を目指す企業にとって必読の一冊です。また、Withコロナ時代における非接触の「商品価値」伝達手段である「POP」を強化するウエルシアの売場写真を掲載。他にもドラッグストアゲンキーを中心とした「PB(プライベートブランド)戦略」の分析も掲載しています!!!
2月号の特別企画は「マツモトキヨシ V字復活の戦略検証」です。マツモトキヨシは新型コロナウイルス感染拡大による、インバウンド需要の消失の影響により業績を落としています。本企画では「デジタル戦略」「店舗戦略」の取材を通して、V字復活のシナリオを検証します。また、スギ薬局 代表取締役社長の杉浦 克典氏に「デジタル化」による店舗・人の活性化の方法を聞いています。他にも、チェーンストアの基礎技術である「商品構成グラフ」を特集し、それぞれの店の「売り方」を検証しています。
1月号の特集は「化粧品再起動計画」です。新型コロナウイルス感染拡大を受けて、インバウンド需要の消失やマスク着用によってドラッグストアの化粧品売上は落ちました。本特集では、小売業・メーカーへの取材を通して化粧品需要立て直しの「答え」を探しています。また、ローカルチェーンの逆襲と称してサンキュードラッグ社長の平野 健二氏に地域密着企業の「可能性」をインタビューしました。また、店舗レポートは、ウエルシア平塚店(600坪)。ドラッグストアのフォーマット開発への最新の挑戦を掲載しています。
12月号の特集は毎年恒例の「顧客満足度調査2020」です。37社500店舗のドラッグストア(DgS)を調査。目的はランキングを付けることではなく、チェーンストアにとっての最大の経営課題である「徹底力と標準化」の重要性を改めて啓蒙するためです。そして、徹底力と標準化こそが、最大の顧客満足対策であると本誌は考えています。他にもツルハホールディングスの鶴羽順社長、ユニ・チャームの高原 豪久社長にインタビュー。小売業、メーカーの未来戦略について掲載しています。
11月号の特集は「ゲンキー&オーケー標準化、ローコストオペレーションへの飽くなき挑戦」です。Withコロナ時代、多くの企業が業績不振のなか成長した企業がドラッグストアのゲンキーとスーパーマーケットのオーケーです。両社には、経費を極限まで下げているのに、売上が伸びているという共通点があります。いかにして経費を削減しているか?両社の戦略を数値、売場から分析し掲載しています。また、ウエルシアホールディングスの松本社長、アース製薬の川端社長にインタビューを行いました。小売業とメーカー両者の立場からの意見を聞くことではじめて、流通業全体の「変化対応策」を導くことができるのです。
10月号の特集は「ドラッグストア(DgS) 白書2020」です。毎年恒例の上場ドラッグストアの決算特集。しかし、これまで順調に成長を続けていたDgS業界も「インバウンド客の消滅」、「化粧品の不振」など新型コロナウイルス感染拡大による影響は免れられません。経営数値から決算結果を分析し、現状を一覧でまとめています。他にも、「超現場シリーズ」ではドラッグストア、ホームセンターの店舗の「クリンリネス」を調査し、今求められる衛生的な売場を実現できている店を調査しました。
9月号の特集は「開店前100%補充」です。コロナ禍の売場づくりは、密を避けるために通路幅を広く取ることが重要になります。また、開店後に段ボールが散乱していたりカゴ車が置いてあると生産性低下に直結します。開店前に100%品出しを完了させることは重要です。その解決策を導くため、実際に店舗で徹底調査しリポートします。他にもコロナ禍のオンライン商談の実態調査や、アメリカの小売業の現状リポートも掲載しています。
8月号の特集は「激変する化粧品の売り方、売場づくり」です。新型コロナウイルス騒動により化粧品の売り方は激変しています。テスターの在り方、触れない中でのタッチアップの方法…時代に変化対応した「化粧品の売り方」をいち早く実行した企業が勝ち残ります。本雑誌では、その突破口を見つけるための記事を掲載しています。他にも、「超現場シリーズ」の企画ではコロナ禍の店頭の様子をまとめ、現場のリアルを伝えます。実務企画では、他社の店の技(売り方)の分析方法を「商品構成グラフ」から導いています。
7月号の特集は「不況の申し子」コスモス薬品です。かつて、「平成バブル」が崩壊した1997年から、2000年代中盤までにドラッグストアは急速に成長しました。今回のコロナ騒動は当時と同様「大変化」の真っ最中です。かつてDgSの中でも急速に伸びたコスモス薬品の「逆境への強さ」の秘密を数値、歴史、店舗分析から導きます。また、特別企画ではコロナ禍でのチェーンストア産業の未来をコンサルタントの方たちが解説しています。他にも、調剤薬局の実務特集と、流通業に携わる人にとって実践的な内容です。
6月号の特集は「カインズ デジタルトランスフォーメーションへの挑戦」。新型コロナウイルス感染拡大により、流通業全体の変革は待ったなしです。現場の作業効率化の重要性は増し、自動化、仕組み化が進んでいきます。カインズ代表取締役社長の高家 正行氏にこれからの小売業はどんな戦略で生き残っていくべきかインタビューしました。他にも、「新型コロナウイルスの影響を受けた現場の様子」、「店舗レイアウトの原則」を掲載。いま、流通業に関わる人全体が読むべき内容となっています。
5月号の特集は「生産性向上のカギ、中間流通業の企業活用」。現在、メーカー・卸・小売(製配販)というサプライチェーン全体の協働で収益を上げることの重要性が増しています。それは低コストで小売業の機能を拡張する、柔軟かつ強靭なビジネスモデルの構築です。本特集では中間流通業が持つさまざまな機能を紹介し、連携モデルの可能性を探ります。ほかにも、特別企画に「100円ショップ分析」、販促企画に「店舗で使えるデジタルサービス」と盛りだくさんです。
4月号の特集は「NEXT調剤薬局」。調剤報酬改定によって調剤薬局・調剤部門の粗利率の低下は深刻です。調剤薬局はどのように時代の流れに立ち向かうのか。その一例として、大賀薬局 代表取締役社長 大賀 崇浩氏に「ローカルチェーンのNEXT策」をインタビューしました。また、注目店舗である「薬 マツモトキヨシ 池袋Part2店」をクローズアップしました。写真と共に売場の解説を詳しくしています。
3月号の特集は「DgS店長の教科書2020」。本特集では、新人店長から中堅・ベテラン店長が知っておくべき「不変の基礎」と、「変化する技術」を常に見直せる内容に仕上げました。「変化対応業」である小売業。「店長の教科書」もアップデートし続けています。また店舗では、@cosme初の路面店「@cosme TOKYO」やペット業界で好調な「アミーゴ」をクローズアップしました。新しく話題の店はなぜ生活者の心を掴んでいるのかを解説しています。
2月号の特集は「小売業未来予想図2020」。日本の人口減少問題やIT革命。いま目の前に起きている大変化に小売業はどのように立ち向かっていくのか。「トライアル」の亀田 晃一社長、「スギ薬局」の杉浦 克典社長をはじめ、未来を担う方々に語っていただきます。注目企業リポートでは、北海道のご当地コンビニ「セイコーマート」を取材しました。プライベートブランド商品が売上の50%を占める同社が、どのような「売場づくり」でお客の心を掴んでいるのか、この雑誌を読めばわかります。